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DDSKK 11 以降、設定が非常に簡単になりました。DDSKK 14 では、標準的なイン ストールの場合、なにも設定せず Emacs を起動するだけで使える状態になって います。自動的に `skk-setup.el' というファイルが読み込まれ、設定さ れます。
もし、この自動設定によらず、手動で設定をしたい場合は、以下の説明を参照し てください。
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自動設定によらず、手動で設定する場合は、以下のように `~/.emacs' に書 きます(4)。
(require 'skk-autoloads) (global-set-key "\C-x\C-j" 'skk-mode) (global-set-key "\C-xj" 'skk-auto-fill-mode) (global-set-key "\C-xt" 'skk-tutorial) |
ただし XEmacs でパッケージとしてインストールをした場合は、
(require 'skk-autoloads) |
の記述はしません。
辞書サーバを使わない場合は、更に辞書ファイルを指定する必要があります。
(setq skk-large-jisyo "/your/path/to/SKK-JISYO.L") |
この場合 skk-large-jisyo
は Emacs のバッファに取り込んで使用します。 これによりメモリが圧迫されすぎる場合は、上記の `SKK-JISYO.L' を `SKK-JISYO.M'、`SKK-JISYO.ML' または `SKK-JISYO.S' に変更 します。
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以下のように `~/.emacs' に書きます。
(add-hook 'isearch-mode-hook #'(lambda () (when (and (boundp 'skk-mode) skk-mode skk-isearch-mode-enable) (skk-isearch-mode-setup)))) (add-hook 'isearch-mode-end-hook #'(lambda () (when (and (featurep 'skk-isearch) skk-isearch-mode-enable) (skk-isearch-mode-cleanup)))) |
上記の設定では、DDSKK が起動されているときのみ、付属のインクリメンタル・サー チを使用します。常に付属のインクリメンタル・サーチを使用したかったら上記の isearch-mode-hook
、 isearch-mode-end-hook
の設定を下記の 設定に変更します。
(add-hook 'isearch-mode-hook 'skk-isearch-mode-setup) (add-hook 'isearch-mode-end-hook 'skk-isearch-mode-cleanup) |
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skk-obsolete-check-all-files
このコマンドは、各個人の設定ファイルの古い設定を調べて、可能な限り新しい 設定に書換えます。
SKK 9、 SKK 10 と比較して、変数名、関数名が大幅に変更されたので、
`skk-obsolete.el' |
をロードし、
M-x skk-obsolete-check-all-files |
を実行することを強くお勧めします。
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辞書サーバを使いたいときは、`~/.emacs' や `~/.skk' で以下のように 設定します。
(setq skk-server-host "example.org") (setq skk-server-portnum 1178) |
辞書サーバが起動しているホスト名、または IP アドレス。
辞書サーバが使うポート番号。`/etc/services' に skkserv のエントリがあれば 指定する必要は無い。
辞書サーバが起動していなかったときに Emacs から skkserv プロセスを立ち上げる 事もできます。skk-server-inhibit-startup-server
を nil
に する事でこの機能が有効になります。5.10.4 サーバ関連 も参照してください。
Emacs から立ち上げて利用する事ができる辞書サーバは、
skkserv [-p port] [jisyo] |
のようなオプションを受け付け、inetd などを経由せず直接起動するものに限ら れます。
辞書サーバプログラムと辞書ファイルは、次のように設定します。
(setq skk-server-prog "/your/path/to/skkserv") (setq skk-server-jisyo "/your/path/to/SKK-JISYO.L") |
辞書サーバプログラム(フルパスで指定する)。
辞書サーバに渡す辞書(フルパスで指定する)。しばしば辞書サーバでは、辞書の指定は 独自の方法で行ない、emacs からの指定は無視されます。 詳しくは各辞書サーバの説明書を読んで下さい。
これらの設定は、環境変数を利用して下記のようにすることもできます。
export SKKSERVER=example.org export SKKSERV=/your/path/to/skkserv export SKK_JISYO=/your/path/to/SKK-JISYO.L |
setenv SKKSERVER example.org setenv SKKSERV /your/path/to/skkserv setenv SKK_JISYO /your/path/to/SKK-JISYO.L |
関連項目: 2.4 辞書サーバの入手、5.10.4 サーバ関連
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