URL="https://bookshelf.jp/cgi-bin/goto.cgi?file=skk&node=%A4%B3%A4%CE%A5%D0%A1%BC%A5%B8%A5%E7%A5%F3%A4%CESKK%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6"
"skk/このバージョンのSKKについて"へのコメント(無し)

Daredevil SKK (以下 `DDSKK' といいます) は高速で効率的な日本語入力環境を提供するシステムです。GNU General Public License に従ったフリー・ソフトウェアとして配布されます。

DDSKK 14 が動作すると思われる Emacsen のバージョンは下記の通りです。

Emacs 22.1 以降
Emacs 23.1 以降
Mule 機能付きでコンパイルされた XEmacs 21.4 の最新版
Mule 機能付きでコンパイルされた XEmacs 21.5 の最新版

なお、XEmacs に関して、本体と別配布のパッケージ群は最新版が要求されます。少なくとも xemacs-base パッケージは最新でなければなりません。また、 fsf-compat パッケージが動作のために必須です。

全体として、現在は XEmacs より GNU Emacs での動作がよくテストされており、最近では XEmacs でのテストは充分行われていません。

Emacs 20.7 および Emacs 21 での動作確認は行われていませんが、動作するかもしれません。

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1.2 SKKとはなにか

URL="https://bookshelf.jp/cgi-bin/goto.cgi?file=skk&node=SKK%A4%C8%A4%CF%A4%CA%A4%CB%A4%AB"
"skk/SKKとはなにか"へのコメント(無し)

SKK はかな漢字変換プログラムであり、Simple Kana to Kanji conversion program にちなんで名付けられました。また、その名は Combinatory Logic での有名な等式 `SKK = I' にも由来しています (1)。

Daredevil SKK (DDSKK) は SKK のさらなる拡張版として位置付けられています。

但し、`SKK モード'、`SKK 辞書'、`SKK サーバ' など、歴史的な用語は引き継いでおり、DDSKK と呼ばない場合もあります。また、SKK 方式の入力方法を採用したプログラムなど、広く SKK familyを意味する場合も同様です。

DDSKK の主な特徴は、次の通りです。

多彩な入力方式サポート。ローマ/かな両対応のかな入力のほか、AZIK、 ACT、TUT-code による入力も可能。
文法的知識を用いない高速な「かな → 漢字」変換。
辞書に登録されていない単語の登録が簡単。
個人辞書への単語の自動登録による変換の高ヒット。
マイナーモードとして実装されているので、メジャーモードにほとんど影響を与えない。つまり、Emacs との親和性が高い。
DDSKK 本体 (Emacs Lisp) と辞書のみで動作(辞書サーバは必須ではない)。辞書サーバがダウンしていても使用できる。
辞書サーバを使うことで、使用メモリを削減可能。
ディスク容量に応じて選べる辞書。
Emacs のオリジナルと同様の操作で行える日本語インクリメンタル・サーチ。
Emacs Lisp で書かれたプログラムを変換候補にできる。

`Daredevil' の名の由来については Q.1-1 Daredevil SKK って SKK とは違うのですか? を参照して下さい。